夕方、カミさんの仕事が終ったところにレンタルトラックで迎えに行き、そのまま富士山へ。
夜にここに入ったのは初めてだったが、演習場の入口からして当然のように真っ暗。
ところどころに凹みがある外周を先行組がいるところまでゆーっくり進む。
ほとんどフラットなダートとはいえ、ところどころにある穴やキャタピラ跡には、4輪でのダート経験が少ない自分にはちょびっと怖かった。
助手席のカミさんはといえば、演習場に入るのが初めてらしくとても喜んでいる様子。ガッタンドッタンのデコボコ道もなんだか楽しげ。
途中ヘッドライトを消して、満天の星空を見てみる。これも喜んでくれたよう。なによりである。
さて、集合場所までは当初指定されていた地点よりだいぶ遠かったので、道を間違えていないか心配だったけれど、なんとかポイントまでたどり着いた。
そこには20台くらいの車とテントがあり、だいぶ盛り上がっている様子。取り急ぎ挨拶だけして、寝床を作る。
今回の寝床はドッペルギャンガーのT6-35とワイルドワンのイージーキャンパー2台。
イージーキャンパーをT6-35の土間部分に1台入れて、もう一台はドカシートをかぶせた。これでなんとか寝られるかな。と思っていたけど甘かった。
左奥がT6-35、手前がイージーキャンパー。寒さ対策でドカシートをかけるが、寒すぎて移動を余儀なくされた。この写真は翌朝撮ったもの。ご覧の通り、全体に霜が降りている。まるで冷凍庫を開けた時のよう。 |
自分は当初ドカシートの下で寝ていたけれど、そのうち寒くなりすぎて脱出。テントの中に移動した。カミさんは最初からトラックの中で寝るを選択。カミさんが正解だった。
氷点下での就寝ということで、地表から距離があるイージーキャンパーでかつモンベルの3番があれば大丈夫とタカをくくっていたが、結果はNG。もちろん、防寒着はMAX、靴下2重履き、ホッカイロも装備だったけど。。。もっと断熱を考えた方がいいかもしれないと反省。
霜が降りまくり。水を入れたペットボトルも凍っていた。 |
セローも真っ白。11月上旬だったけど、富士山を甘く見ていた。 |
キレイな朝方の富士。心が洗われる。 |
で、翌日が裾野ツーリング、ってことで意気揚々とセローを走らせた。難易度はそれほど高くない場所を案内してもらってついて行ったのだけど。。。
1時間くらいして、ちょっとした穴を飛び超えたところで、「カラカラカラ」と異音が発生。アクセルONでも前に進まなくなった。
あちゃー、チェーンが外れたのかな、と思って様子を見てみると。。。
先のほうに進んでピストンで戻ってきた仲間に助けてもらい、クリップを取ってチェーンを外す。
人数も多かったこともあり時間優先ということで、技術のない自分にかわり、イマッポさんが駆動力なしのセローをメインの林道まで下ってくれた。自分は試乗車のFreeRideで下りた。
メインの林道に降りた後、セローは置き去りにしてKaniyasanのGSの後ろにのせてもらってベースまで戻った。イマッポさん、kaniyasan、ありがとうございました。
発起人のYHさん、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
さて、午後はセローを取りに行くべく、テントなどを撤収し、すべてトラックに載せる。みんなに挨拶をして別れた後、演習場の外側からセローのあるポイントまで直接行けるという道を探しに行った。(それまでセロー走ってきた道は狭くてクレパスだらけだったのでトラックは通れないし、タンデムで戻ってきた道は途中ゲートが閉まっていたから、どちらも行けないと思っていた。)
いくつかの林道入口に入ってみたが、いずれもトラックで入れそうにない狭い荒れ地だったり、ゲートが閉まっていたり。2時間ほどうろうろした結果、暗くなったらおしまいなので、午前中リアシートにのせてもらって超えてきたゲートまでトラックで行き、そこからセローのあるところまで歩き、押して戻ろう、ということにした。
ゲートを超えて徒歩でセローのあるところに向かう。暗くなったときのためにヘッドランプを持って行く。念のために水も。 |
セロー発見! 発見まで意外と早く、15分で見つかった。ほっと一息。 |
行きは下りで、帰りは上り。トラックをとめたゲートのあるところまで1時間ほど押した。カミさんが手伝ってくれて本当に助かった。ありがとう。 |
ゲート横の急坂を押し上げるのが大変だった。上げきったところで安堵の休憩。 |
カミさんの協力のお陰で、なんとか暗くなる前にセローをトラックに積み込めた。出口に向かってダートをゆっくり通り抜け、舗装路に出る。舗装路ってステキだなぁと改めて思った。
東名はどうせ渋滞だろうということで、246で帰ってみたけど、こっちもやっぱり渋滞だった。つかれたな〜。
なんだかんだで大変なキャンプだったけど、カミさんがまた富士山にキャンプ行きたいって言ってくれたからヨシなのである。
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